常陸國最古霊山 御岩神社へ行ってきました。

令和3年9月27日に御岩神社へ行ってきました。
辛丑六白年 丁酉七赤月 戊寅七赤日です。
九星は月日が同盤ですが、艮方位で三合と天徳を取るには、陰遁期なので寅日になります。
水局三合でウラの意味で占い師には良い方位です。
ここは、知る人ぞ知る有名な神社です。
常陸國最古の霊山である御岩神社は茨城県日立市の山の中にあります。
常磐自動車道を出る前にえらく長いトンネルをひたすら上り、出た直後の日立中央インターで降りて、そこからまた一般道を登って行きます。
すると暫くすると、御岩神社が出て来ます。
横浜からだと3時間弱の時間がかかりますので、車で行っても片道大変ハードで疲れます。
そして、この御岩神社は未だに神仏習合の山全部が神社となっている非常に珍しい神社です。
神社参拝と雖も登山に等しいところです。
神社に入る前には、必ず飲物を持って行くこととか、午後3時以降の入山禁止、雨天時、積雪での入山禁止等色々は規制があります。おにぎりを持っていくのも禁止です。

御岩神社入口

ここが御岩神社の入り口です。社務所横です。
この道をずっと奥まで入って行きます。
今日は月曜日というのに、車も人も沢山います。
さあ、これから地獄の始まりです。
そうそう山の中にはお手洗いはありませんので、必ず入る前にお手洗いだけは済ませておいて下さい。
そして出来れは、トレッキングシューズでもあれば、スニーカーでも良いですが、それの方が良いと思います。
尚、この神社は水戸藩の国峰となっていて、出羽三山を勧請したこともあり、未だ神仏習合の珍しい神社です。

神木三本杉

最初に出て来るのが、「神木三本杉」です。天高く聳えていて非常に力のある木です。樹齢は500年程らしいです。

御岩神社楼門

これが御岩神社の「楼門」です。
神仏習合なだけあって、神社なのに楼門で、しかも仁王様が鎮座している大仁王門と言います。
完全に仏です。

御岩神社楼門の龍

この「楼門」をくぐる時、上のこの龍がいます。
龍の下を通り抜けます。

御岩神社 不動明王池

続いて、池が出て来ますが、普通は池だと弁財天様ですが、ここは不動明王様です。
ですから、日ごろから不動明王様にはお世話になっているので、ここの不動明王様の水で数珠類を洗わせて戴きました。

御岩神社 斎神社 回向殿

ここは、「斎神社 回向殿」と言い、天上には素晴らしい雲龍図が描かれています。また、神様の他に阿弥陀如来様もいらっしゃいます。
なんだか、この中に入って写真は撮ってはいけない気がしてしまい、雲龍図も撮って来ませんでした。

御岩神社 拝殿

そして、ここが御岩神社の「拝殿(参集殿)」です。
この当たりも凄く力を感じられるところですがまだ、この神社の中ではまだまだです。
そしてここを参拝した後、この回りには小さなお社やお地蔵さんが沢山あるので、それらをお参りした後、表参道に向かいます。
そう、この様な凄い神社では、お願いはしない方が良い様です。
ここに来られたことに感謝し、後は神様にお任せします。
そうここのご祭神は、国之常立神、大国主神、伊邪那美神他23柱で、山全体では188柱のご祭神がいらっしゃるそうです。
この中の 国之常立神 は大本教の艮の金神様で大変荒い神様です。
丁度、東京から見ると、艮方位であり、そこにおられるのが、 国之常立神 で艮の金神です。
そしてこの狛犬は、拝殿のところの狛犬で一つは帽子をかぶっている様な感じで可愛い狛犬です。

そしてこの後、表参道を登りますが、奥の院であるかびれ神宮はで行くまでは凄い山道です。
本当の登山で、最初は単なる山道ですが、かびれ神宮に付く前は壁の様な山道(本当に壁ですよ、壁)を登って行きます。
正直言って最近の運動不足もあって足がガクガクです。
息も堪え建てやっとの思いで付きます。

かびれ神宮

これがやっとの死ぬ思いで到着した「奥の院のかびれ神宮」です。
本当に凄い気のところです。
鈍感な私でも感じられる程凄いです。
温かい感じは全くしません。
高いところから見下ろされて厳しい感じです。
そして、ここも階段が高くて、足がガクガクな上にまた登りますので、本当に大変です。
でも来た甲斐はあります。
山の中にこんな神社があるなんて素晴らしいです。それも神宮ですから。
でも、ここまでサンダルで登って来たカップルが、お参りなんて馬鹿らしくてやってられないって言ってるのを聞いてバチ当たりなのと、一体どうしてここまで登って来たのか不思議に思いました。
本当はこの後、山頂まで行っても良かったのですが、同行者もヘロヘロだったので、ここで下山しましたが、飲物を持っていくことと言うのは良くわかりました。
飲物は季節に関係なく持ってないと死にます。

薩都神社中宮

かびれ神宮を後にすると、裏参道へ回りますが、その際また少し上ります。そしてやっとそこから下りになります。そこが山頂と裏参道の分岐点になります。
そして裏参道を下る途中にあるのが、この薩都神社中宮です。
見ての通り、木の根に守られている感じです。
ここをお参りしてやっと、元の拝殿裏手に戻ります。
この神社は、山全体が磐座の様です。
私達はその磐座を登らせてもらっていますので、謙虚な気持ちで登ることをお勧めします。
大変でしたが、小一時間山の中にいれましたので、皆良い気が取れたと思います。
それとコロナ禍の影響で御朱印を書いてもらえないのは、本当に残念です。

そういえば、御岩神社に来る途中に「手打蕎麦 そば処 入四間」という蕎麦屋さんがあり、ここは美味しいし、ボリュームもあります。
天ぷらはお勧めです。
ただ、蕎麦がなくなると閉店してしまいますので、早目の来店が良い様です。
そして隣は「とうふ工房」です。
ここの豆腐も美味しくて、その場で食べられます。
箸やスプーンや醤油が用意されています。
運がよければ、「揚げたてのとうふドーナツ」も戴けます。
それとここは、水を汲める様になっていますが、非常識な水の汲み方は見ていて怒りすら覚えます。
1.5リットルのペットボトルの箱(1箱6本入り)を20箱近く一人で組んでいる人がいました。
ここまでする際は、お店にお金を払うべきです。
維持管理にはお金がかかりますから。
ですから、こういう無料で開放してくれている施設ではくれぐれも常識の範囲内でお水を戴く様にしてほしいものです。
そうでないといずれ有料になってしまい、使用の制限もかかりますから。
私は、お水は取りませんでしたよ。
お水はそんなに簡単にとりません。現地で少し飲んで来るだけです。
不動明王様のところの水を飲ませて戴きましたので。

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