動の気学 静の気学

2020年8月7日

気学は通常「吉凶は動より生ず」という言葉から、そして方位学ということもあり、「動の気学」と言われます。
ですから、方位術として用いる場合は「動の気学」です。
でも家相も動の気学に入るのでしょうか?
ただ、大枠にまとめると方位学の一つなので「動の気学」となるのでしょう。
(立向と座山を考えるとちょっと違う気もしますが・・・・)
ではこの「動の気学」と反対に「静の気学」とは何でしょうか?

よく「静の気学はありえない」と言う声も聞きますが、静の気学を分類すると、気学の中の手法のいつくかのことであり、いわゆる「同会法、傾斜法、傾斜観法、流年法、四盤掛け等」が当てはまります。
つまり、方位学として自ら動いて開運するために使う気学が「動の気学」ならば、人の運命そのものをみるために使うのが「静の気学」となります。
関西の方は、気学を使用するよりも、阿部泰山の影響もあり、命理は四柱推命で方位は奇門遁甲、と言う方が多い様ですが、その両方とも気学でしてしまうのであれば便利であること此の上ありません。
(そりゃ命理については、四柱推命には劣りますが、大運も出せるし、もっと細かい運勢も出せるので、それなりに使えます。そして対人の鑑定には、時間もかからなく適応性が高いと思います。)
ですから、その為には、「動の気学」と「静の気学」の両方を使う必要があります。
しかし、難点は、この「静の気学」に関しては、これだと言う本が少ないことです。(傾斜法についての本は出ていますが)殆どなかったり、肝心なところは書いていなかったりしています。
特に「流年法」は、望月治先生が書かれていますが、体系だっては書かれていません。その他、年月盤のみで見る流年法は全く本で見たことがありません。
ですがこの「静の気学」に分類される気学はすごく役に立ちます。実際、干支九星をしていても、この部分は充分応用可能で、干支九星の不足している部分を補うことが出来ます。私は実際にそれで、傾斜観法を多用しています。
人の生年月日を聞いて命を判断する場合、四柱推命では、余程慣れた方以外は、頭で考えるのは難しいでしょう。
遁甲も同じくあれだけの星を頭に覚えておくのは至難の技です。
(中国の術士では可能な人もいるそうですが・・・)
でも気学であれば、結構簡単で他の話をしながら、頭の中で考えることが出来ます。特にこんな時相手の斜め上の方でも見て盤を思い浮かべて話すと相手は勝手に「何か見えるんですか?」と勘違いしてくれたりします。(笑)
まーそんなこんなで、「静の気学」みなさんも出来るだけ使って下さい。