干支九星が難しく感じる原因

干支九星が難しいと感じる原因は以下の様なことが原因なのではないでしょうか?
私はすでに長い間、やっているので、そんなに特別に難しいとは思いませんが、わかる範囲でその原因を書いてみたいと思います。

まず、干支九星は鑑定盤で相談者の相談事に対して答えを見つけていきます。
そして、問題を解決したり、開運していきます。
しかし、干支九星が難しいと言われるのは、
 ・一つの盤に同じ九星がいくつか出て来た場合、同じ九星を別の事象で読むこと
 ・一つの九星を、何回も別の事象で読むこと
ではないでしょうか?
一つの事象でも相談内容に合わせた事象をやっと見つけたのに、また同じ星が来てどう読むの???
ということだと思います。
 ・相談者の相談事が鑑定盤に出ているのか?
 ・問題点が盤に出ているか?
 ・問題解決のカギとなることは出ているか?
この様に考えると、同じ星を何回も違う事象で読まなければなりません。
ましてや、年・月・日・時盤の中で同じ星が2個とか3個出て来たら、多分ギブアップになるのではないでしょうか。


また、干支九星ではどうしても先祖、お墓等の見えない世界は避けて通れません。
これが、普通の占いと違うとろこです。
何故かそういう相談を呼び寄せます。
すると、お墓や仏壇等は心霊の世界のことだから怖い、として
 ・自分に影響があったらどうしよう
 ・宗教に勧誘されたらどうしよう
と思うから、干支九星は難しいし、怖いと思うのではないでしょうか?


それと、やはり「郭氏元経」の内容になると、漢文ですから難しいとなるのではないでしょうか?


また、望月先生の講義録を見てもそうなのですが、干支九星の講義で、四柱推命が出て来たり、易が出て来たり、姓名判断、人相が出て来たりするので、ゴチャゴチャになって来るので難しいと思ってしまうのではないでしょうか?



この内、一つの九星を違う事象で読む問題は、星の事象を増やす訓練しかありません。
これは、気学でも同じです。
この事象を読める力が鑑定力ですから、これがないといくら開運法に詳しくても、力が発揮出来ません。
基礎的な事項でこれを一番に高める必要があります。
その為には、
 ・過去の実例を良く理解することです。
 ・易をやって八卦の読み方を覚える事
です。
そうすると、各段に星の事象の読み方は増えます。
しかし、実際これは私も多分に頭を抱えることです。
いつも悩みます。


また、お墓や仏壇などの霊的問題については、自分の手に負えないと思ったら、素直にお坊さんに相談してもらう様にすることです。
現代は、お墓の事象も望月先生の時代とは変わって来ています。
それに、見えない人が見えたふりをしてするのが一番危険です。
私も、この相談はダメだと思えば、お断りします。
これは、特殊な能力がないのと、専門的な勉強をしていないので、しょうがありません。
占い師の範疇を越えたものは、その範疇の専門家にお任せするに限ります。
それに干支九星をやってもまともな先生なら、宗教に勧誘されることは絶対にありませんのでご心配なく。

郭氏元経については、干支九星の原典ですから、干支九星を勉強していれば、読もうと思うのは当然です。
ですが、漢文です。
漢文なんて大半の人が高校の授業依頼見たことがないものです。
そして、辞書を引いても良くわからないとなりますが、これは、
 ・根性を出してご自分で翻訳する
 ・私の書いた解説書をお読み下さい。
(宣伝になって申し訳ありません)
そうすれば、郭氏元経の内容が難しいと思うことはありません。
多分、この方法しか、今現在はないと思います。
私は、坊先生の出している本は、読んでみてお勧めしかねます。
因みに郭氏元経は全てを理解しようと思わないことです。
わからないことは沢山あります。
しかし、それを除いても、秘伝書であるのは確かです。
漢文故、秘伝好きの日本人にとって、そこらへんに転がっていても誰も秘伝書とは思わないことろがミソです。

望月先生の講義録や、現代の干支九星の先生の講義で色々な干支九星以外の占術が出て来ることがありますが、これも無理に理解する必要はありません。
わかるところだけ理解すればよいのです。
メインは干支九星ですから、枝葉にとらわれないことです。
ただし、易だけは、干支九星の事象にかかわることですので外せません。
それだけです。

どうですか、こう考えると、干支九星ってそんなに難しくないんじゃないですか?
干支九星を気学の上級と思わなくても良いのではないでしょうか?
でも、言っておきますが、気学をやってから干支九星をやった方が理解は早いですよ。

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