安倍首相辞任を見る

2021年2月26日

令和2年8月28日に安倍首相が急遽辞任しました。
原因は持病の潰瘍性大腸炎とのこと。
下痢や腹痛を繰り返す難病です。

ではこれをどう読むか?
まず安倍首相の生年月日ですが、
1954年9月21日 02時35分生まれだそうです。
生まれたのは、山口ではなく、東京とのことですので、地方時間に直してもマイナス19分ですから、
02時16分で、丑刻は変わりません。
これを干支九星に直すと
甲午1 癸酉1 庚辰5 丁丑5
です。
そして、五行を数値で表すと以下の様になります。
この数値は、望月治先生の大阪講義録 午後の部・鑑定篇上巻から拾い上げたのと、そこで不足している十二支については、干支学原理の最初に出ている蔵干表から出した数値です。

安倍晋三首相 五行数値表
安倍晋三首相 五行数値表

この表で見てもわかる通り、安倍首相の命は、金が大過しています。
そして今年は庚子年で、天干に庚(金)が来ていますので、本来は金を嫌って、金を減らさないといけないのに、忌神の五行金が今年は来ていますので、金が増えてしまい、調子が悪くても不思議はありません。
そしてこの人は、確かに本人の命式で見ると、下の病気というのは注意すべき病気ということがわかります。

次は、どうして今年のこの月に辞任したのか?
を見て行きますが、
令和2年8月28日の盤を見てみますと、一国の首相の件ですから、年月盤で見ますと、

令和2年8月盤
令和2年8月盤

月盤で安倍首相の年命が干支の甲午が乾宮、そして九星の一白が対冲の巽宮に出ていますので、今月は、甲午1の人に何かあっても不思議ではありません。
そして通常は甲午一白命の人の場合、一白の同会、被同会を見て行きますが、ここはあえて十二支年命の「午」を中心に見て行きます。
すると、午は乾宮で三碧と八白が掛かっています。
また、坤宮で四緑と八白暗剣が掛かっています。
つまり、
乾宮(国とか首相、会社、社長)
と言った場所ですので、安倍さんの場合は(首相)ととると、
三碧(声あって形なし)
八白(変化)

ですから、これで(首相を止める)となります。
そして
四緑(腸、長い)
八白暗剣(悪い変化)
坤宮(お腹、仕事)

ですから、
(お腹、腸の病気が悪化したので、長く続いた仕事がダメになった。)とも取れます。
これを気学的に見て、
 本命一白は、巽宮で六白と同会
 本命一白は、艮宮で五黄と被同会
とすると、ちょっと弱いと思います。

大体、今月は九紫暗剣と未の話題の多い時ですから、
九紫(離合)
未(未解決、未完成)
未だ成らずで、政権を任期途中で離れるのですから、年月の対冲星の通りの話しです。
また、九紫の掛かりの星も考えると五黄と四緑が掛かっていますので、
四緑(食い違い)
五黄(ゴタゴタ)

ですから、
内部的に何か食い違いのゴタゴタもあって離合(止める)のもあったのかもしれませんが、その当たりは私達一般庶民にはわからないことです。
結局悪い運気の時に悪い事象が出てしまった様です。
年月の定位の星と定位対冲の星から見ても同じ様な結果が出て来ます。
大した見方ではありませんが、参考まで。


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