二年児の人は方位にも注意が必要です

2020年8月8日

最近、気学で「二年児」というのを見るのでしょうか?
というか、「二年児(にねんご)」という言葉を知っていますか?

何だか、どうも余り気にしない人が多い気がしてなりません。
昔の人はこの「二年児」というのも知っていましたし、考えて方位や性格を見ていました。
また真面目な気学の先生はこんなこともきちんと教えていました。
しかし、多分ネット等で私は本命××月命××ですが・・・等の様にして相談しているのは、まずこの当りは相談者も鑑定者も考慮していないでしょう。
個人情報も確かに大切ですが、きちんとした情報がないと、きちんとした鑑定も出来ないのも事実です。
そこで、普通気学では、その人の本命は、その年のニ月の節分を区切りとして立春から一白水星だとか二黒土星だとか決めますが、「二年児」は、年で言うと、その年の四月節までの生まれの人で、受胎から生まれ出るまでの間の時間で見ると、前年の気を受けている時間の方が長いので、その年の二月節以降の星と同時に、前年の星をも合わせ持つとする人で、月の節変わり直後の生まれの人も、同じ様に前月の気を受けるとして前月の星も合わせて吉方位をとったり、性格を見たりします。
(裏本命と似ている様ですが全く違います。)
これは、人の受胎は生まれた時より265日前(10月10日)としていますので、月で言うと、四月なら、10ケ月前は、前年の6月に受胎したことになりますから、生まれるまでの期間は、今年に入って4ケ月、前年6ケ月になりますので、前年の気の方が多く受けているとになります。そんなところから二月節から四月節までの人のことを「二年児」と言って二つの気を持つ命としてイレギュラー扱いをしています。
もし、吉方位をとったはずなのに悪いことが多いとか、性格が全く象意と違うと言う人は、気学は駄目だ、当たらないといわないで、自分の生年月日をもう一度見下さい。もしかしたら「二年児」かもしれません。そして、こんなところに気が付かないで方位をとっていることがあるのかもしれません。もしかしたら、前年の命で方位を取った方が開運出来るかもしれません。
また、性格にしても、前年の命で見ると良く当てはまるかもしれません。それなら本当に「二年児」です。
しかし、昔の人は色々研究して、事象が合わない場合は、こんなことを見出しています。本当にすごいと思います。
ですから、私達はこの様なことを忘れないで次につなげていかなければなりません。

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