恵方が生まれるということ

2021年2月26日

今年2009年の節変わりは、2月4日午前1時50分です。
つまり己丑九紫火星年はこのときから始まります。そしてこの時点で初めて恵方の歳徳神はその年の恵方の方に生まれます。
ですから、恵方巻きと称して節分の2月3日に東北東を向いてむしゃむしゃ太巻きを食べても意味がないことです。
何と言ってもまだその方位に歳徳神が誕生していないのですから。
恵方(歳徳神)はあくまで年が変わって初めて変わるものです。
ですから実は2月3日の恵方はまだ丙の方位にあります。
節変わりして始めて今年は東北東(甲の方位つまり東45度の北より15度)に誕生します。
そしてこの場合は方位を24山で取ることをお勧めします。

恵方について
年の天干によって恵方は決まります。
甲己
乙庚
丙辛
丁壬
戊癸
という干合の組み合わせの陽干の方位がその年の恵方です。
そして戊癸の組み合わせの場合のみ丙を取ります。土の干は、火に寄せるので、丙と同じになります。
だから甲と己の年は、甲の方位、乙と庚の年は庚の方位、丙と辛の年は、丙の方位丁と壬の年は、壬の方位、戊と癸の年は、戊ではなく丙の方位となります。
これを今風に言うと、甲は、東北東、庚は、西南西、丙は、南南東、壬は、北北西、となります。

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