2022年の九星別運勢

2023年1月6日

あけましておめでとうございます。今年は、壬寅五黄年です。
厳密に言うと、2月4日の立春からの運勢になります。

まず今年の年運を説明します。
壬には、ぼうとしている、ケチ、困難と言う意味があります。
また、寅は、手直し、進むという意味があります。
そして五黄は、見た目はのんびり、中身は強気で内部分裂、吉凶両極端ですから、経済的には、どうしても不況傾向にあり、多少寅の手直しが入りますが、良くなる企業と悪い企業が極端に分かれることとなります。
ただ、全体的にはゆっくりとした進み具合であまり実感はわかないのではないでしょうか?
今年は、8月が五黄年の五黄月で八方暗剣殺となり、注意が必要な時で、この時に方位を取ったり、何か新しく始めるのはダメです。絶対に避けて下さい。
今年は、日本をあらわす巳が艮宮にいて太歳に乗っています。対するアメリカの申は、坤宮にいて歳破を受けて日本の巳と対冲していますので、アメリカは少し今年は落ちるのでなないでしょうか?
中国は卯で見れば、乾に乗って今年は台湾問題でやる気満々で戦闘態勢、丑て見ると空亡で力なしです。
北朝鮮も卯で見るので、乾宮に入って弾道ミサイルで戦闘態勢、韓国は寅で中宮に入って動くに動けません。
ロシアも卯なので、同様にウクライナと戦闘態勢に入っていますが、今年は動くかもしれません。果たして世界情勢はどうなるか?
天候は、離宮の天に九紫と丙と午で火が3つ入るので、夏は暑くなり、一方では坎宮には乾いた土の未と一白の水が入り、水が土に休吸収されますので、水不足が心配されます。
ただ、五黄の年だからとか、五黄年五黄月に関東大震災が起こったからと言って、今年は地震が起きるなんてことは思わないで下さい。逆にそう言った気持ちが災害を呼んでしまいますので。災害に関しては干支九星ではわかりません。他の占でもほぼわかりません。これが現実です。良く災害が当たったという占い師がいますが、あれはたまたまです。

2022年年盤

それでは、九星別の年運に入ります。

一白の年運
一白は、今年は坎宮にいるので、運気は停滞する年です。今年何かを始めようと思っている人が居たとしたら、坎宮で穴倉に入っていて、先の見通しの立ちにくい時ですので、来年まで持ち越した方が無難です。今年は準備の年にして動く方が良いです。また、坎宮は陰遁から陽遁に変わる場所で、子の場所なので、終わって始まる場所ですので、仕事においては転職、恋愛においては、再婚など再出発の話しも出て来ると思いますが、その際は流れに逆らわないで、自然体で過ごして下さい。また、今年恋愛の話しが出ると、坎宮に居るので、自然と親愛の情が生じて人との接点や交際がスムーズとなり、親密な交際や付き合いが始まります。しかしこの時は、寂しくて、どうしても肉体関係から入る恋愛になりやすいので、自重して下さい。それと商売や事業をしている人は、新規の取引先が生じたり、今までと違った営業展開や新たな業務の発展の兆しが生じて来ます。
今年はどちらかと言うと、地味で華やかさや発展に乏しいですが、親密な縁や交際から悦び事が生じたりします。
また、今年は親の援助だったり、内緒のお金だったり、占い仕事だったりと、本業以外の収入や税金の対象とならない様なお金が入って来るかもしれません。

二黒の年運
二黒は、今年は坤宮にいるので、「坤に致役す」と言う様に、何事も真面目に、従順に、見返りを求めないで一生懸命働く年です。しかし、歳破が付いているので、母や妻に関する心配事、家庭内部の破綻や会社の破綻、行き詰まり、損害などがあるかもしれませんので、注意が必要です。また、二黒の人は、地道に働くことに嫌気がさし、怠け癖が付き仕事が上手く行かなくなる等もあります。そして、その結果会社などの営業活動が今まで平穏に順調に行っていたのに、内部的な問題が生じ、業務が渋滞し営業不振に陥りリストラされたりすることがあるので、注意して一生懸命働くことです。
また、古い問題や未解決の事件が再発し、訴訟に発展したりします。裁判沙汰や争い事が起きれば、長引いてしまい、大きな損失を被ることになりがちですので、なるべく争わないことが大切です。
今年は本来スタート台に乗った年で、十二支も申で「進む」と言う意味ですが、坤宮は手違い、間違い、勘違いの場所であり、歳破も付くので、色々と始めようと思っているならば、つまずくことかあったり、今年からスタートするために前年より準備をしているならば、障害が出て来ることがあるので、出来れば、9月以降の後半から始める方が良いです。

三碧の年運
三碧は、今年は震宮にいるので、「帝、震に出(い)ず」という様に動きたくてしょうがない年です。そして今年は忙しい一年になりそうですが、金銭面で言えば、左程去年よりもグンと多くなることはない様ですが、今年は種蒔きの年と考えて、金銭の事はあまり考えないで動き回って下さい。今年は発展の年で、新しい希望や目的が見つかったり、何事にも意欲的に取り組む様になります。また、仕事では、新たな展開が生じたり、新規な計画や企画を実行に移して成功したり、将来の発展への吉凶を招くことになります。また、新たな取引きや活動が世間のうわさや評判となり、新規な取引相手が増大し、業務は活発となり、交際も円滑に進む様になります。また今まで努力して来たことが認められ、評価を受けたり、真価を発揮してチャンスをつかむ年です。そして、今年は震宮の顕現作用で、過去のことや隠れていたことが表に出て来ますので、過去の行動には充分注意して下さい。また発言についても余計なことを言ったり、タイミングを考えないで発言したりしない様注意して下さい。
震宮は、奮い立つと言う場所ですので、三碧の人は今年は、何かやりたくなりますし、ここは創意工夫や才能の星の場所ですので、手先の事や技術的な事、また何か資格免許を取ったりと何でも積極的に行動しなくなる年です。

四緑の年運
四緑は、今年は巽宮にいるので、「巽に斉(ととの)い」とし、自分自身の信用も増し、何事も斉う時です。ですから、今年は年齢にもよりますが、適齢期の人であれば、結婚の話しが来る時、まとまる時でもあります。そして友人との交流も活発となり、多くの縁と拡大の年ですから、未婚者は異性との縁が増え、恋愛や結婚のチャンスに恵まれたり、社会性、協調性が増し、社会や世間に出て行く飛躍の年となります。仕事も私生活も公私共忙しい年です。また、周りから縁談話しを持ち込まれ、結婚が纏まったりします。そして、失業している人や定職につけていない人は、仕事を紹介してくれる人が現れたり、仕事が見つかったりします。それに伴い生活は安定し、運勢の発展に繋がる機会を得ます。そして、旅行にも行きたくなります。ただ、少し優柔不断となったり、人の世話焼きで忙しいので、逆に人に利用されない様に注意が必要なのと、人を信用し過ぎて失敗しない様に気を付けて下さい。
今年悪かったら、来年の中宮に入って良くても悪くても結果が出ますから、今年は大切に生きていかなければいけません。巽宮で五分咲きで、中宮で大輪になるか、またはしぼむかは、巽宮でどう過ごすかによって決まるので。今年一年は大切にします。

五黄の年運
五黄は、今年は中宮にいるので、去年までの結果が出る年です。一昨年、去年と頑張ってきたことは、今年良くも悪くも結果が出ます。運気的には一番運気の良い時です。
五黄の人は、今年はまるで真昼間に裸で歩いているのを皆に見られている様に注目を浴びる時です。だから、浮気をしている人は露見してしまいます。そして、仕事も私生活も割と順調ですが、何かと中心に押し出される年で、本人にしかわかりませんが、何とも言えない苦しさがあります。
今年は、「動いたら位負け」と言われる様に中宮に入ると自然と動きたくなりますが、辛抱することが得策です。そして中宮は山の頂上なので、後半に入ったら背中に生った荷物を少し下ろして、背負っている荷物を軽くして、来年に備えます。
自分の本命が中宮に入る時は、八方塞がりと言って凶運年として恐れられたり、五黄中宮年は八方暗剣殺の様に言われていますが、これは誤りです。
今年八方暗剣殺となるのは、八月の五黄月だけです。
元来、中宮は、自分がこの世に生を受けた場所であり、万物創造の太極という強烈なエネルギーを有する場所なので、本来なら自分の本命が中宮に居る時は、運気が最も盛んになると言えます。しかし、現実的には運勢面や活動面で大きな変化や混乱が生じたり、人生の転換や転機、商売や事業の行き詰まり、あるいは会社の倒産や閉店と言ったことが起きる傾向が多いです。

六白の年運
六白は、今年は乾宮にいるので、実りの秋を迎える時ですから、去年結果の出たことがようやく実となり、金銭が入って来る時ですので、しっかりと刈り取る年です。
また、今年は、権威、権力を取る年で、リーダーシップを発揮して、人に対する指導力や統率力が生じて、しっかりと充実した仕事をしていく年です。ただ、忙し過ぎて過労にならない様に注意して下さい。また、どうしても気位が高くなりがちですので、周囲との協調性も図りながら一年を過ごして下さい。
今年は、積極的に仕事をしたり、労働したりしようと言う気持ちが生じて来ます。また、何事に対しても積極的に行動しようと言う気になります。
そして、目上の引立てにより発展や成功のチャンスをつかむ事が出来ます。
また、今年は、どうしても高級品(男性なら、自動車)が欲しくなり、予算オーバーになりがちですので、財布の紐はしっかりと締めて下さい。
ただ、予算オーバーと言う事では、ボーナスなどは普段より多くなります。
そして、さまざまな神仏との出会いが生じる時です。

七赤の年運
七赤は、今年は兌宮にいるので、飲食事や遊びの機会が増える年です。金銭的にも割と入って来ますが、出て行くものも多く、金回りの良い一年です。
兌宮は、緊張と緩和の場所なので、働かないで使ってはいけません。ただ待っているだけで、悦び事や金運が得られるとは思わないことです。働いた見返りとして、しっかりと入って来る時です。そしてその後に、収穫の悦び事として遊べると言うことです。
また、サラリーマンは、収入が安定し、生活の向上をみたり、商売や事業の経営者は資金面が潤沢となり、営業が活気づき利益の増大を見ます。
だから、自然と交際範囲も多方面に広がり、仕事や業務上以外にも縁戚が広がり、旅行などの付き合いが増え、意外な出費や散財も生じて来ます。
ただ、七赤の人は本来、人の支えが必要な人ですが、兌宮にいるので、より人に頼りたくなったり、考えが甘くなったりしますので、騙されない様に注意が必要です。
今年は恋愛がスタートする年ですので、気になる人がいる人は、勇気を出して頑張って下さい。また、今年は、音楽的なこと、芸術的なことを始めるには良い年です。

八白の年運
八白は、今年は艮宮にいるので、変化の年です。去年までしていたことが一旦終わり、また新たなスタートを迎える年です。どちらかと言うと自分の意志とは関係なく変化は訪れます。ただ、自分でも何事も変化、改革の気持ちが出て来て、事の行き詰まりを積極的に打開すべく行動する様になります。そして、過去の行動や方針に無理があれば、整理縮小し、将来の為に不動産や家屋の購入を考えたりします。今年は、貯金を始めるには良い年です。八白は元来貯金の星なので、貯金を持っていなければ不運です。だから、もし八白の人であまり貯金を持っていないという人がいたならば、今年から貯金を始めて、将来の為に不動産や家屋の購入を考えるべきです。その際にはケチをすることです。また、今年は、どちらかと言うと、仕事よりも家庭中心となり、親戚身内の話し、不動産の話しが出る年です。そして、家庭中心とした方が幸福な一年となります。また、今まで運気の悪かった人は、将来の希望や目標を見出し、堅実な生き方をする様になります。家族の絆や結束が強まり、特に長男や相続人の悦びを得たり、後継者に跡目を譲り、引退を考える様になる時です。

九紫の年運
今年は、九紫は離宮にいるので、良い意味では評価される年で、今まで努力して来た事柄や才能の真価が発揮され、周囲の人に知れ渡り、社会的に認められ、名声や名誉を博し、出世をしたり、転勤したりします。また、人目には業務内容や勤勉さが評価され、栄転や出世の悦び事が起こります。未婚の人は恋愛関係が急速にまとまり、結婚することになったり、見合いの縁談話しが休息に纏まったりします。また、商売や事業では営業内容が評判となり、将来の展望が開けて来ます。しかし、一方で悪いことも出て来る年ですので、警察沙汰、裁判沙汰が起こっても不思議はない年ですので、良否が明らかになる年です。
何事も表に出て来てしまいますので、今年は隠し事は出来ません。
また、上司や目上から目をかけられる時でもありますし、割と直観力にすぐれ、頭も冴えるので、先の見通しが利く年です。
そして、今年は、知識や見識が増大する時で、勉強をする年で、資格免許を取ることに挑戦するのも良い年です。
尚、丙、午、離宮と火が多いので、火事には注意して下さい。

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