気学の変わった事件の見方

2020年8月6日

気学での見方のひとつに事件を三合で見る見方があります。
そしてこれに同会法を加えます。
多分、ほんの一握りの一部の流派だけだと思いますが・・・。
でも、それにしても面白い見方です。ではどの様にして見るか?と言うと、

・まず、起こった事件(例えば新聞等で載っている事件)を事象として何の九星に置き換えられるかを考えます。
・そして九星に置き換えられたら、(例えば、台風なら五黄で取ると)この九星が盤のどこ宮にいるかを探します。
・次に、その宮が三合の「生旺墓」の何に当たるかを見ます。
すると四正(坎宮・震宮・離宮・兌宮)は旺なのでしますが、はっきりします
この場合は、そのまま原因、成行き・結果の星を見て行きます。
しかし四偶(艮宮、巽宮、坤宮、乾宮)は、生と墓の両方があるので、二つの三合が出て来ます。
その場合は、原因の星を合わせてみて、どちらの三合かを決めます。
例えば、事件の星が巽宮にあれば、三合は「申・子・辰」の水局三合と「巳・酉・丑」の金局三合があります。
そのどちらに当てはまるのかを見て行きます。
そして最後にその事件の成り行き・結果を見るというものです。
その際、その星(事件)の星のある宮が、三合の「生・旺・墓」のどれに当たるかが決まれば、原因と成り行きに当たる宮が自動的に決まるので、その宮の星を見て今後の成り行きや原因の事象を判断すると言うものです。
ですから、
・事件が「旺」ならば、原因は、「生」、成り行き・結果は、「墓」
・事件が「墓」ならば、原因は、「旺」、成り行き・結果は、「生」
・事件が「生」ならば、原因は、「墓」、成り行き・結果は、「旺」
の位置にある九星です。
「生・旺・墓」を使うなかなかうまい見方をするなと思います。
これに年月日の盤で同会法を組み合わせて見てゆく様ですが、私は使いません。
しかし、気学も色々発展して行く必要があるので、これはこれでありです。
考えた人は素晴らしいと思いますし、干支九星でも応用可能です。

 

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