上野大徳寺のゐのこ大祭(2019年)亥年亥月亥日

2020年11月17日

令和元年11月10日は、亥年亥月亥日で亥の三並びの時で、上野御徒町にある徳大寺というお寺のお祀りです。駅のすぐ近くです。
この寺は、珍しく摩利支天を本尊として祀っており下谷摩利支天と呼ばれている様です。なんでも東京大空襲も遁れたご利益のある神様だそうです。
この摩利支天と言う天部の神は、イノシシの上に乗っている神様なので、今日が大祭となっています。ゐのこ大祭自体は、毎年やっているのでしょうが、亥年となると12年に1回ですから大変なものです。この摩利支天という神は、陽炎の神で、まぶしくて姿が見えないところから、信仰すれば、敵に見えないと言うことで、多くの武将に信仰された様です。昔NHKの大河ドラマで山本勘助のテレビがありましたが、その時主人公の山本勘助が摩利支天の念持仏を持っていたと思います。

そこで、上野の徳大寺ですが、御徒町にあるのですから、予想通り小さなお寺ですが決して見えないお寺(エアー寺ではありません。)
それも御徒町の商店街の中を通って行きます。よくこんなところに作ったもんだなあという様なところにあります。

御徒町の商店街を御徒町駅の方から歩いて行くと、右側に突然現れます。
こんな感じのお寺です。さすがに今日は人で一杯の様で珍しいそうです。
今日は、ご本尊を御開帳していたので、ご本尊を見るために6倍の双眼鏡を持って行きましたが、ご本尊が小さいのと、双眼鏡の倍率が少し小さすぎましたので良く見えませんでした。もう少し8倍ぐらいでもよかったと思いました。でも見えない神様であるところから、小さい神様程力があると言われているちょっと変わった神様です。

次の亥並びの日は、12年後の令和13年です。

ここは、流石に日蓮宗のお寺だけあってあの霊山の七面山の七面大明神のお社もありました。

お札は、摩利支天さんのお札と、方位除け(やっぱり方位をやっている者としては、方位除けは気になるお札です。)それと珍しい六三除けのお札なんかもありました。

方位のお札は中に霊符が入っている様ですが、開きません。

六三除けのお札なんて珍しいです。最近は余り見かけません。
果たして摩利支天さんの効果は如何に、と言うところです。
何をお願いしたかはナイショです。

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