首里城の火災の流年法

2020年11月17日

令和元年10月31日未明に沖縄県の首里城が火災消失しました。
この件について、見てみたところ、今までの首里城は、1992年11月3日に首里城公園として一部開園したのが始まりの様です。

朱烈断

この1992年11月3日は、壬申8年 庚戌3月 癸未5日です。

そして、火事に逢ったのが2019年10月31日ですから、出来上がったのが1992年10月節として考えると、丁度27年目と言うことになります。つまり25年と24ケ月です。
これを流年法で見てみると、丁度流年は25年ですから、申から数えて艮宮になります。また、流月も戌から数えて24ケ月ですから、ギリギリ艮宮となり、年流と月流が同流の周期に入っています。
               
流年盤

 

つまり変化期です。変化期に起こった火事なのです。
ではこの艮宮の星は?と言うと、年盤二黒暗剣亥、月盤六白丑、日盤八白丑です。
見事に年盤の亥年に災いが起きた訳です。
二黒を墓、八白を位牌、六白を命と取ると、建物には命はありませんが、大切なものがダメになる事象が出ています。また、二黒は無、八白は止まるですから。

そして火事が起きた2019年10月31日は、己亥8年 甲戌3月 辛丑5日で、なんと今の首里城が出来た日の九星と全く同じなのです。

1992年11月 3日 壬申8年 庚戌3月 癸未5日
2019年10月31日 己亥8年 甲戌3月 辛丑5日

災いというのは、こういう時にやっぱり起きるものなのでしょうか。

そしてこの時の対冲星は、一白暗剣と四緑ですから、四緑(木造建築)の水(消火栓)の問題、です。この当たりがもっとしっかりしていれば、ここまで酷くならなかったのでしょう。
また、沖縄を東京から見て南西とすると、坤宮になりますので、坤宮に廻る星を見ると、年盤5巳 月盤九紫辰 日盤二黒辰破ですから、巳火生辰土と相生関係になります。
だから五行を見ると、相生で良い関係ですが、火生土で文字通り、「火が燃えて土(灰)になった。」とそのままの事象が取れます。
九星も年盤五黄は破壊、崩壊、月盤九紫は火、日盤二黒破は無ですから、文字通り火事で破壊されて無くなった、と取れます。
また、この建造物が出来たのが、八白の年ですから、年盤から流すと中宮で月盤三碧、日盤五黄と掛かりますので、三碧「電気系統の問題」、で五黄「崩壊してしまった。」と取れますし、日盤八白から流すと月盤六白、年盤二黒暗剣なので、六白「宝」が二黒暗剣で「無」になってしまったとも取れます。
不謹慎と言われれば、不謹慎かもしれませんが、面白い題材であったので、あえて掲載しました。面白がる意図はありません。単に勉強のために載せただけです。

年盤の星の事象

二黒ア:墓、無、無
五黄:破壊、崩壊
六白:宝

月盤の星の事象

八白:位牌、止まる
九紫:火
三碧:電気系統の問題

日盤の星の事象

六白:命
五黄:崩壊

対冲星の事象

一白:水
四緑:木造建築
二黒破:無

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