周易の見方

2020年10月6日

周易で占う時、サイコロを振ったりや筮竹をさばいたりして卦を得ると思います。
これを得卦(とっか)といいます。
そして、得た卦の事を本卦(ほんか)と言います。
そして変わる爻のことを変爻と言い、変じた卦のことを之卦(しか)と言います。
ここで、初めは、易の本を見て、大成卦の爻辞を見ます。
すると例えば、火雷噬嗑の場合だと、
噬嗑、亨、利用獄。
(噬嗑(ぜいこう)は亨(とお)る。獄を用いるに利(よろ)ろし)
火雷噬嗑の時は通じる。障害になるものは牢に入れて除去することだ。
となっていて、何のことか?さっぱりわかりません。
ただ、この卦の形を良く見ると、本では、口の中にものが挟まっている形なんだな、ということがうっすらわかります。
というのは、四爻目の陽爻が障害物、邪魔物で、それがなければ、外卦の艮は上顎で、内卦の震が下顎で口を現わしている卦の中に邪魔物が挟まっている卦でそれを噛み砕いているんだなということはわかると思います。
でも、だから何?
自分の聞きたいことと全くかみ合わないなぁ、となります。
そして次にこの場合、変爻が二爻だとして、二爻の爻辞を見ると、
噬膚滅鼻、无咎。
(膚(はだえ)を噬(か)みて鼻を滅す。咎(とが)なし)
となっていて、ますます何を言っているのかわからなくなります。
だから、易で判断する場合、凡そ

易の見方
易の見方

この様に得卦から変爻を変じた之卦
そして、得卦の二・三・四爻と三・四・五爻で新たに作った互卦約象(ごかやくしょう)(内在していること)
また、得卦の陰陽を逆にした裏卦
そして得卦の上下をひっくり返した綜卦(相手からみた場合の卦)
を卦としてその時の占断に合わせて使って見ます。

これらの大成卦の大まかな意味だけを使ってもそれなりに判断できますが、それに加えて得卦の八卦(内卦、外卦)それと互卦約象の内卦、外卦、そして変爻した八卦を使って判断するとより詳しい判断が出来ます。
それと、やはりこの場合なら、山雷頤の中に四爻が飛び込んで来た形で、頤はお互い震で向かい合ってしゃべっているので、意気投合した形ですが、そこの四爻の邪魔者が入って邪魔しているわけですから、三角関係とかにみたり、天地否の五爻が初爻に降りた状態とすれば、天地否の塞がった状態に穴が開いた状態で話しがこれから進展していくと見たりします。
そして例えば、恋愛問題なんかで相手とのことを占う場合、二爻を自分、相手を五爻として二つが陰と陽の関係であれば、上手くいく、また、お互い陽、お互い陰であればうまくいかないと言った判断も出来ます。
そしてその場合は、二爻と五爻に挟まれた三爻と四爻が陰爻なのか陽爻なのかで、相手には良い人がいるといった判断も出来ます。上の例の場合は、二爻も五爻も陰爻なので、まとまりません。理由は、四爻が陽爻なので、相手の五爻にくっついているので、相手に良い人がいると言った判断も出来ます。
これは、あくまで一例ですが、この様に易経に書いてある言葉だけが全てではなく、
 ・大成卦の意味、
 ・そしてそれから出て来る八卦の意味、
 ・内卦と外卦をどうとるか?
※外卦を相手、内卦を当方ととったり、外卦を午後、内卦を午前ととったりします。
を自由自在に使い考えていけば、万事占うことが可能となります。
だから「易」の文字なのです。
易は干支九星や気学の元ですので、嫌がらず一度はチャレンジしてみて下さい。結構はまりますよ。

その際にお勧めの本が
簡単なところでは、
 「易占入門」宇沢周峰先生
 「現代易占詳解」鹿島秀峰先生

です。

それと個人的には最近は岡竜玄先生の本も気に入っています。(少しに日本語が変なところもありますが)
この先生は八卦の活用がすごいです。ハンパないです。
だから、易の占いをやるなら決して難しい学者の高い本なんて読む必要ありません
あれらは、実占には向きません。
占い師は易を研究するのではなく、使うのですから。
また、加藤大岳先生の「易学大講座」も言葉が古くてしかも長すぎて眠くなります。 
(六ケ敷い)なんて書いてあったら、それこそ???で難しいですよね。
読むなら必要なことろだけでいいです。