大気現象

大気現象というと、どうしても天気を思い出してしまいますが、望月先生の著書には、全て「大気現象」という言葉がついています。
やはり「気」というものを扱うのには、大気や宇宙の気というものは見逃せないという事なのだと思います。
これは、気学の園田真次郎先生も同じことを考えていた様で、大正十三年に「気学」という名前を考える際に、宇宙の気を扱うのだから「大気学」はどうか?と話しが持ち上がったぐらいですから。
そして、この「大気現象」という言葉は、八聲学寮の中台正治先生の大気現象学から戴いたものだそうです。
つまり、望月先生のオリジナルではないのです。
この言葉に今でいう商標登録でもされていたのかは分かりませんが、どうも使用料もお支払いしていたとか聞きました。
その中台正治先生の本が以下の本です。

今手許にあるのは、
「大気現象学序説」
「大気現象学入門書」
です。

どうも出版されたのは、この2冊だけの様です。
内容は、全く干支九星とは関係ありませんが、内容は気学の初歩という内容です。
どちらも昭和11年刊行のものです。
そしてこの八聲学寮は、現在は、公益財団法人 東洋学林として続いています。
こんなところにも「干支九星」の思わぬルーツがある訳でビックリです。
干支九星も色んなところと繋がっています。
それを一つ一つ紐解いていくと、今迄見えなかったものが見えて来るのかもしれません。

公式LINE 友達ボタン

友だち追加