干支学原理に一度は負けて二度目で奮起
陰陽五要奇書の中の郭璞の郭氏元経に故望月治先生が解説を付けた書籍です。
この本、昔、気学を勉強している内に、干支にも当然のごとく興味を持ち出した時、本の題名に引かれて、鴨書店まで買いに行った本です。
当時は、まー買ってみたものの、全く解からない。
漢文だけなら何とかなるなーと思ってみたものの、知識不足の自分には、全く内容が解かりませんでしたので、一度はへこみました。
そして全く解からない事が悔しくて、何とか解かる様になりたくて、故望月先生の本を兎に角読みました。何回も、何回も。そして今でもまだ読み返しています。故望月先生の本は、それだけの価値のある奥深い講義録だと思います。
また、故望月治先生が本の中で紹介している本も探して読んだりしました。
そして少しづつ知識をつけながら途中度々漢文を解読しては閉じ、解読しては閉じと言う様にしてその度に本棚から出して見る本となりました。(これは黄色い洋装本です。)
が、しかし、最近この本の和装本をたった2000円で古本屋のワゴンセールで手に入れることが出来ました。私にとっては、破格のプライスです。
当然、中は前に持っていた人が勉強された跡が多分にあり、書き込みや線引きが多数です。私は本にこの線引き等はしないのですが、全く気になりません。
この値段で放出してくれた古本屋さんに感謝です。
それよりもこの難解な本を良く勉強されたと頭が下がりました。
そしてこれだけ勉強した方は、どれだけの鑑定が出来るのだろうと尊敬の念さえ抱いてしまいます。これで私はこの本を本格的に勉強する気になり奮起しました。
可能であれば、お会いしてみたいぐらいです。(不可能ですが・・・)
しかし、安く手に入った事、また、手垢にまみれている事から、かえってこの中古の和装本が今は、自分の近くにあります。
この本は頭で考えた本なので、理論に過ぎませんが、本当に得るところは多い本です。
私にとっては、好きな本の一つで最近では、目面しくお気に入りの本です。
そういえばこの郭璞という人は、九星や干支学よりも風水の方が有名ですね。
風水の本ではよく目にする有名な人です。
もしこの本に会う機会がある人は是非和装本があれば、そちらをお勧めします。
ディスカッション
コメント一覧
本命的殺の項目があるでしょう。
それについてコメントしてたら800字、超えてたので、消えてしまいました。
本命的殺って、なんのことと思います?
whixさんはじめまして。
コメント有難うございます。
コメント有難うございます。緑の表紙の和装本です。それに昔の鴨書店版を合わせて読んでいます。
何年たったかなー。
まーこの本が、干支九星学につかる切きっかけになった本ですが、なかなか読めず時間が経ってしまったという感じです。
だた、読んでいると、言葉に時代がおかしいものがあったりもして、少し書かれた時代に謎が残るところもあります。
本当に不思議ではありますが、気学を行う人には、一度は触れて欲しい本であると思います。参考になるところは、あると思います。
20年前によく読んでました。
当時の黄色の薄い表紙ですね。
暦の原理。
方位として、解釈しずらい、使い方に謎の部分がありますが。
正しいかどうかは別として、なぜ郭璞は、こんな使い方がわかるのか不思議であります。