家相もこれからは難しい時代です

2020年8月9日

家を建てるとき、家相って以外と信じる人多いんですね。でも不思議なのは、家相は気になるから見てもらいたいけど、お金は払いたくないって人が多いことです。
じゃー自分で勉強すればいいじゃないと思うのですが、これがどっこい諸説あって、そんなに簡単に、すぐには学べません。
勉強するだけでお金と時間がかかるというので、間に合わないからと自分勝手に「にわか占い師」になって、いい加減な方位で部屋の間取りを決めてしまい、満足するといった具合になることがある様です。しかし、柱一本分ズレただけで家相は変わってしまうこともあります。ですから、にわか占い師は、ある意味建築屋さんにとっても、迷惑な話しだし、建築屋さん自身も意外と不勉強なところが多く、科学が絶対である現代では、1級建築士であっても科学的に証明されない家相には疎いというところは多い様です。それに後々何もなければ良いですが・・・
しかし、家相は気学においても、干支九星においても、ある意味中心になる部分であり、家相という点では、本当に気学が良いのか?風水が良いのか?昔の九星術が良いのか?、干支九星が良いのか?正直に言うと話しは、まだ不明です。
それには、現代の家相は干支九星以外は、中宮というものがない点があるからです。
人の命でも方位でも九宮あるのに、家相となると八方位となります。これは昔の中国の書籍「八宅明鏡」の影響です。

実際、園田真次郎氏の講義の割合も方位学と家相では2対8ぐらいの割合で家相の部分が多かったそうです。
ただ、園田先生は、家相も30°60°でやっていた様で未だ同じ様にやっているところもありますから、その点問題を含んでいます。
だから本当に家相を重視するなら専門家の鑑定を受けるか、長い時間とお金を賭けて勉強するしかないのです。
(専門家の鑑定はびっくりするぐらい高価です。)

それで、どちらも出来ないならば、いっそう家相なんか無視すれば?と言いたくなることが時々あります。
何故なら、いくら自分の部屋の家相を良くしても、都会では、マンションは塀を隔てて部屋が建っている状態です。また一軒家でも都会なんかは、隣三軒両隣は軒を連ねている状態です。だから、近隣の家の家相の影響を受けないはずがないのです。それに、隣の家がくっついていれば、いくら自分の家の家相が良くても隣の家の災いをどこまで除けきれるかがわかりません。
今は除けに使える鏡も水銀を使用出来ないため、使えなくなりました。
昔の鏡は水銀を使用していたので、裏が朱色になっていました。これこそが魔除け、切りに使える鏡だったのです。
今の鏡は効力がありません。
だから、この様な状況では本当の家相が取れるところは、少ないということがあります。

その上、高層マンションの場合は、何十階も上の方まで本当に地面の気が上がるかどうかも不明です。
つまり、高層マンションは地の気のない場所に住んでいるかもしれないのです。でしたら、その場合の家相はどうするのか?という問題も近代の家相では考えなければなりません。
それに間取りも注文建築なら自由になりますが、建売では無理なのである程度我慢するしかありません。でも家を見る人は、どちらかと言うと、もう欲しいと言う願望の方が強くて、真実を捻じ曲げて解釈してしまう様です。
それに現代のマンションは、必ずと言ってよい程、トイレが真ん中にあります。(ただ、その分換気が昔よりしっかりしているので、トイレの家相への影響も考え直さないといけないかもしれませんが)それでも家相的には、所謂「中心切り」を起こしていて100%に近い程良くない間取りです。
ですから、占い師にとって、現代の住宅(特に都会の住宅)において、家相というのは結構やっかいな問題でもあるのです。

ただ、それでも家相が気になる方は、家相の相談には図面ぐらい最低限必要です。言葉だけで相談されても困っちゃいますので、本当に。