とある占い師の死

2022年5月17日

令和4年5月12日(推定)とある占い師が自宅で亡くなりました。
ご冥福をお祈り申し上げます。

この方は、とある占いの館で店長をされていた方ですが、出勤日に連絡が取れず、オーナーが自宅に様子を確かめに行った所、風呂場で亡くなっていた様です。
まだ、死亡原因等は判明していないとのことです。

しかし、この方の死については、いささか勉強になるところがありますので、不謹慎を思われる方もいらっしゃると思うますが、掲載致します。
もし、不謹慎と思われる方は見ないで下さい。

さてこの方は、一般人ですので、名前は伏せますが、
生年月日は1958年8月12日生まれです。
命式は、戊戌6 庚申8 辛酉6
十二支は三支並んでいて、その上六白が二つ、年月日共男星で、凄く強い運勢の持ち主です。
ケンカ星の六白を二つも持っているのですから、なかなか大変な方の様です。
そして表面的には、震宮傾斜で年と日で四緑が掛かりますので、負けず嫌いで、損得に弱いところがあり、せっかちな様です。そして、オレが、オレがという自分が前に出たがるところがあった様です。
ただ、見た目は四緑ですので、一見すると温和で親切で人に尽くす様に見えた様です。
しかし内面は、兌宮傾斜で月一白、年八白ですから、飲食事が大好きで、口の災いがある人です。
また、多芸、多才な面もあった様ですが、個人主義の傾向が強かった様です。そして八白があるので、なかなかの頑固者で意地っ張りなところもあり、一白がありますから、お酒好きで内面が悪く、意地の悪いところもあった様です。

実際、この方はお酒好きで、たばこも吸っていて、朝食は牛丼を外食する生活をしていたそうです。
そして、左足に障害を持っていたそうです。

ここで、この方の流年を見て見ますと、

この様になります。
ここで十二支が二段書きになっているのは、年齢が60才を過ぎているので、十二支が二匝目に入っている為です。
二匝目とは二巡目ということです。
年令は63才と9ケ月なので、60才と45ケ月です。
流年は、乾宮で、申7アー午9ー寅7ア
流月は、巽宮で、卯5破ー丑7ー未5

となります。

すると、流年と流月が向かい合っており、この人の大変化期に入っていることがわかります。

そして、流年では、乾宮で暗剣殺が二つと九紫なので、飲み過ぎで頭がダメになったのか?とも考えられます。
また、流月も悪く、巽宮で五黄が二つ、歳破が付いています。
そして、十二支では丑と未の冲があり、やはり悪いです。
また、この方の対冲星が七赤暗剣殺で、その上に流年と流月が乗っているので、どうしても対冲星の意味合いが強く出ます。
七赤暗剣殺ですから、お金の不足不満、問題もあったでしょうし、飲食の機会も多くなっていたことでしょう。
また、神経的にもやられていたと思います。
そして七赤が巽宮で五黄歳破に掛かっているので、友達や対人関係での飲食などでトラブルがあったり、七赤暗剣殺が乾宮で九紫に掛かっていますので、目上の人にカッとなってきつい事をついつい言ってしまったりということもあったかもしれません。
この様に今回は、命で見ると七赤暗剣殺が非常に絡んで来る時なのです。

実はこの方は、占いの館の店長として、去年2021年10月に乾宮に2号店の出店をしています。
この時の盤が、以下の通りです。

この時、年月盤とも七赤暗剣殺方位で2号店を出店しています。
この方のプロフィールを見ると、気学もやっていた様ですが、どうしてこんな最悪な方位で出店したのか不明です。そして案の定、2号店は、お客も入らないので、金銭的な問題もあったし、占い師同士のトラブルも絶えない状態で占い師も辞める等七赤暗剣殺の事象がそのまま出てしまったそうです。

そして、この方が亡くなったのが今年2022年5月ですから、

この方の本命六白は年盤で乾宮に入っています。

つまりこれは、店の出店で使った方位に本命が入った時点で悪い作用が発動していますので、方位で使った七赤暗剣殺によって死亡したと言えるのではないでしょうか?

本来、方位を使った時からすると2つ目の直続なので良い時ですが、悪い方位を使った為、悪い事象が出たものと思われます。

店長と言う立場では、店の出店と言う一見あまり関係ないと思われる行為ですが、店が潰れるというのではなく、それを主になってやった店長に方位の影響が出て、たまたま店長の命の悪い時期に方位で使った星が回って来て方位と命が重なって死という最悪の結果になったと思います。
ある意味使った方位が正確に出たとも言えます。
また、かなり占い師のシフトについても自分優先で組んでいた様で、恨みを買っていた様な話も聞きます。
ですから、店の出店時にも必ず方位を見て出店することを強くお勧め致します。
そして、お金の為に人の恨みを買う様なことはしないことです。

また、最期に身を以て後進の為に、方位の影響と命というものを教えてくださったことに感謝致します。

追伸
後日わかったことですが、この方は湯船の中で亡くなられて、死因は虚血性心筋梗塞だったとのことです。
つまり、心筋梗塞は、七赤暗剣殺の宮である乾宮の事象です。
乾宮は、「動いて止まず」ですから、動かなくなったら死んでしまうので心臓そのものです。
そこに暗剣殺が付いています。
また、湯船は、まさしく止水で七赤の事象です。
風呂にこの時入らなければ、もしかしたら、死なずに済んだかもしれませんが、全ては後の祭りです。
この様に、とことん使った方位と流年・流月の星の事象が出ています。

四柱推命や算命学をする方はとかく方位をバカにして真剣に見ない方がいらっさいますが、まさしく方位をないがしろにした例であると思われます。
干支九星恐るべしです。

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