三元九運 八白の時代

2020年8月8日

良く今は八白の時代と言うことがあります。
普通年の九星は、陰遁で毎年九紫、八白、七赤と数は減って行きますが、この見方は、現在の社会現象や地理的占いを行ったりするもので、20年ごとに六白、七赤、八白と増えて行きます。
この盤の解釈や使い方については、良く出来ていると思います。
しかし、これは要するに風水の玄空飛星派の使う三元九運という木星と土星の会合周期(木星の公転周期は約12年、土星の公転周期は約30年ですが、20年毎に会合します)に合わせたものです。
だから、それから言うと今は下元八運となります。

これを詳しく説明すると、玄空飛星派風水においては、20年を一運(小運)とし、60年で3小運となり、60年を一元として、180年で三元(上元・中元・下元)となります。
そして三元(180年)を以って一大運とします。

一小運=20年
一小運×3回=三小運(20年×3=60年)=一元
一元×3回=三元(60年×3=180年)=一大運
です。
180年÷20年=9回  三元(180年=九小運)

よって三元は以下の通り九小運となります。
上元の首運 一白 二黒 三碧(60年)
中元の首運 四緑 五黄 六白(60年)
下元の首運 七赤 八白 九紫(60年)
です。
これは、木星の公転周期が約12年 土星の公転周期が約30年で太陽から見て木星と土星が同じ方向に見える現象の周期を(太陽から見た)木星と土星の会合周期と言います。
そして、この会合周期は、
1/P=1/P1-1/P2で求められます。
この場合、P1は、木星の公転周期、P2が土星の公転周期です。
そしてPが会合周期です。
すると、
1/P =1/20-1/30となり、
1/P =5/60-2/60ですから、
1/P =3/60となり
1/P =1/20となるので、
P(会合周期)は20年となります。
これが、小運20年です。
そして、木星と土星の会合でも重なり合うのが(12と30の最小公倍数)60年で一元です。

※会合
会合周期は、衝から衝、合から合、東方最大離角から西方最大離角の場合に言います。
先ず、衝は、二つの惑星の内外側にある惑星(外惑星)が太陽と正反対に位置した状態を言います。
合は、外惑星が太陽の向こう側に位置した時を言います。
その他、外惑星が太陽と直角方向に位置した状態が矩と言い、太陽が南中した時、外惑星が真西にあれば、西矩、真東にあれば東矩と言います。

この様に、普通気学では九星は、九紫、八白、七赤と歳が進むと数が減って行きますが、この場合は逆に増えてゆきます。
つまり陰遁ではなく、陽遁しています。
そして上で書いた様に(上とは縦横が違います)
甲子から癸未の20年
(上元)一 (中元)四 (下元)七

甲申から癸卯の20年
(上元)二 (中元)五 (下元)八

甲辰から癸亥の20年
(上元)三 (中元)六 (下元)九

となります。
つまり
上元の甲子から癸亥の60年間は、陽遁一運からはじまり、20年ごとに二運、三運と進み、
中元の甲子から癸亥の60年間は、陽遁四運からはじまり、20年ごとに五運、六運と進み、
下元の甲子から癸亥の60年間は、陽遁七運からはじまり、20年ごとに八運、九運と進む
という物です。

これを気学に応用しているのが、気学で言うところの八白の時代というものです。
当然、運数と九星の循環は違いますよね。でも使う場合は、是非正体を知って使ってください。