八方位のお宮って何なの

2020年8月7日

気学では、八方位について坎宮、坤宮、震宮、巽宮、乾宮、兌宮、艮宮、離宮と言いますが、いずれも「宮」が付けられてます。
もし方位を言うだけであれば、「宮」はいらず、単に坎、坤、震、巽、乾、兌、艮、離で良いハズです。
では何故「宮」の字が付いているか?
それは、各方位には「神」がいると考えられいたからです。
ではどうしてそうなるのか?
それが表れているのが、上記の八方位を表している「宮」の字になる訳です。
つまりこの「宮」の時は、音読みでは、「キュウ」、訓読みでは「みや」になります。
みやは、宮であり、御屋ともなるわけで、宮と御屋は正確に言うと違いはありますが、(御屋は屋を尊敬して御をつけたもの。)この宮、御屋とは、いずれにしても意味は、「神を祭る神殿」のことですから、例えば「坎宮」と言えば、「北の神のいる場所」を現しているのです。だから八方位とも神がいる場所ですよと最初から気学は、言っているのです。

しかしそれに気づかないことが多いのです。多分占いと言うとどうしても「当たるも八卦、当たらぬも八卦」で運という不確かなものに依存しているけれど、「統計学」と言うと、何か科学的な理論に基づいていて、神仏の様な目に見えないものは介在していないと言うことを言い出してから、忘れられたのではないか?と思います。
そう考えるとやっぱり干支九星も気学も占いであり、偶然性のものであり、統計学ではありません。
何気に使っている用語も良く考えてみると色々と意味があります。
最もそういう私もまだまだ知らないことだらけですが・・・。

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