破軍星に向かう方位
方位と言う事で、破軍星に向かうと凶と言うのがあります。
「破軍星の方向に向かって戦いを挑めば必ず負け、破軍星を背にして戦えば必ず勝つ」
と言われています。
この破軍星は、北斗七星の杓の部分の一番端の星を指します。
柄杓の柄の一番先の星です。
西洋名では、アルカイドと言う星です。
破軍星は、乱を呼ぶ不吉な星とされていた様です。
ですから、この破軍星に向かう方位は、凶とされています。
不思議なのは、夜しか見えない北斗七星の星の方位を昼間は、どうやってわかるの?
と言いたいですが、そこは、お約束で
この破軍星の方位の出し方があります。
それは、
「四つ時去りて月の数」
です。
なんじゃこりりゃあ?
ですよね。
でも、この意味は、
「時刻の十二支を含めて四つ後に月数だけ数えた十二支の方位」
と言う意味です。
ただ、ここで注意するのは、あくまで新暦を旧暦に変えてから数えると言う事です。
例えば、平成29年12月6日 酉刻ならば、
旧暦に直して、10月19日 酉刻なので、
酉、戌、亥、子で、「四つ時去りて」
となり、四つ目の十二支は子、
そして
丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌で、「月の数」(旧暦の月数だけ進ませる)
となり、十目の十二支は、戌となり、平成29年12月6日 酉刻の破軍星の方位は、戌の方位となり、この方位に向かって事を構えてるのは良くないとされています。
因みに破軍星は、九星に当てはめると七赤に当たります。
今、七赤に向かって方位を使ったら、ダメとは、いいませんが、色々な方位の取り方がある例です。
ディスカッション
コメント一覧
猩々さん
こんばんわ
鎗田さんの九星術ですか?
すいません、まだ読んでません。
まあ、一応買いましたが。
ですから、コメント出来ません。
ただ、きっと良い内容なんでしょうね。
ただ、あのシリーズの本は、内容を端折ってるところが、難ですが。
猩々です。
amazonで注文していた鎗田宗准さんの「九星術」の本が届いたので早速読んでみました。
占術の本をよく出されている説話社の占い選書シリーズで1080円と安いのですが、内容は
九星術に使用する歴の話から命占術、卜占術、方位術に渡り、卜占術にいたっては、四盤掛け、日時盤掛け、日盤鑑定と一部干支九星術も取りあげられており盛り沢山です。
鎗田宗准さんは梅花心易の本も出されているかたで、他の占術も研究されているようです。
書かれている内容も特定の流派によるものではなく気学から干支九星術の中から試して自分に使えるものを採用しているようです。
それぞれの占術のページに占断の実例もあり、参考になりましたが、何分、212ページという少ない容量でほんのさわりといった感じはいなめませんが、私は買ってよかったとおもっており、できれは、著者の本格的な九星術も読んでみたいものだと思っています。