子年、子月、子日、子の刻

2021年2月26日

平成20年2月14日は、戊子一白月甲子七赤月戊子三碧日と子がそろいます。
そして13日の子の刻(11:00から1:00)までだと壬子九紫時と子が4つそろいます。
だから、この時間に大黒天にお参りすると福が取れます。
普通大黒天のお祭りは甲子の日ですが、甲子月に甲子日はなく、癸亥月の甲子の日となります。

しかし、まーなんというか、鼠が大黒天の使いであるということですので、(大黒天と大国主尊を鼠が助けたという神話がごっちゃになっている気もしますが)
甲子に関係なく、今月の14日も良い日です。
そして因みに来年は丑年ですので丑と言えば天神様です。
確か大宰府天満宮にも大きな牛の置物が寝転んでいた気がしました。
しかしこんなこと言っては何ですが、この気学というものをやっている人の多くは、幸せになることに大変貪欲であります。いや貪欲で有り過ぎます。
私に言わせれば、大黒様が良いとなれば大黒様へ行き、弁財天が良いとなれば弁財天に行き次は、毘沙門天だとか言って信仰のかけらもない。
あるのは、いかに自分が幸せになるかという一心のみ。
また、方位がいいとなればあっちこっち行って水を汲み、土を取り、玉を埋め、といった感じで四方八方へ行き中途半端に術を行う。
だから、少々嫌気がさす時があります。
中でも水汲み、土取り、玉埋めは団体で行って行ったり、人にみられてはいけない術も大勢で行ったり、神社に勝手に取ったり、土を取るのに工事用のスコップで取ったり、御神水は20リットル入りポリタンクで何本も汲んだりと思わず「incredible」と叫びたくなることが多々あります。
しかし水汲みにしても土取りにしても、玉生めにしてもそう何回もするものではなく、ここぞと言う時にしかやってはならない術なのです。
ましてや水汲みはやるときには何回もやらないと効果は出ません。
そして、大半の気学で忘れていることは、水にしろ土にしろ基本的には、お返しをするということです。
そして、神仏へのお参りにしてもやはり信仰というものがあって初めて福を得られるのであるわけで、その場限りに何の神様でも・・・と言うのでは、本当の福は難しいし幸せにはなれないと思います。
だから、例えば守り本尊でも良いし、氏神様でもいいし、自分の好きな神様でもいいし、とにかく自分にあった神様だけで良いのではないか?と思います。
後は神社仏閣と言えど殆ど観光です。福を取ろうとおもっちゃいけません。
因みに私は自分の守り本尊の仏像をポケットの中にいつも持ち歩いています。
だから、福を取りにあっちだこっちだと出かけません。
ただそれでも神仏の気にふれることは決して悪いことではありません。
程ほどに、と言うことです。
まーそんなこんな言っても気学をやっていると何かと神仏へは出かけたくなるのが人情です。
だから天気の心配はありますが、今日の夜から明日にかけてお気をつけて大黒様にお参り下さい。
妙義山中之嶽神社なんか有名ですね。
それから鎌倉の長谷寺の大黒様も有名です。

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