紀州のドン・ファン事件

2021年5月3日

先日2021年4月28日に紀州のドン・ファンこと野崎幸助氏殺害容疑で元妻の須藤早貴容疑者が逮捕された事件についてどの様に読めるか、後出しですが見てみたいと思います。
(少し長いですがお付き合いください。)

まず、紀州のドン・ファンこと野崎幸助氏は、覚醒剤中毒死で2018年5月24日に亡くなっています。
今回は、元嫁の須藤早貴容疑者が覚醒剤を口から接種させ、死亡させた疑いで、殺人と覚醒剤取り締まり法違反で逮捕されていますが、自宅に一人でいたところを逮捕された様で、これからどの様に起訴していくのかが注目される事件です。
この須藤早貴容疑者は、どうもドバイに高跳びする予定だった様で連休前の逮捕になった様です。
この野崎幸助氏は、コンドームの実演販売?から貸金業、投資で財を成し、酒類販売会社や不動産会社等も経営していた人の様ですが、はっきり言ってロクな男ではありません。
ただ、相当な資産があった様で、総資産は50億と豪語していた様ですが、遺産として残った額は田辺市が評価したところ、約13億5千万円とのことです。
この須藤容疑者は韓国に行って整形を繰り返し、名前も野崎から旧姓の須藤に戻し、住所も都内を新宿区、足立区、品川区と転々と変えていた様です。つまり名前も顔も住所も変えていた様です。

そしての二人が知り合ったとされるのが

①2017年12月10日とのこと、
②結婚は2018年2月8日であり、
③その3ケ月後に野崎幸助氏は殺されています。


この野崎幸助氏の生年月日ですが、1941年4月13日
須藤早貴容疑者の生年月日は1996年2月8日
野崎幸助氏:辛巳5年 壬辰9月 辛卯7日で三支並びの命で運勢は強いです。
須藤早貴容疑者:丙子4年 庚寅8月 乙亥9

先ず、野崎幸助氏の盤ですが、

命式を見ると、須藤早貴容疑者と知り合ったのは76才8ケ月で75才20ケ月で、結婚したのが、76才10ケ月で75才22ケ月で、その3ケ月後に殺害されて77才1ケ月なので、75才25ケ月です。

すると、
①知り合った時
②結婚した時
は、流年と流月が坤宮で重なった時です。

坤宮:①②申2ー未6ー午4(③流年のみ)です。

但し、この人の場合は、60才を越えていますので、ニ匝目の十二支を見ますが、一匝目の十二支が亥・戌・酉の影響がなくなる訳ではないので、一匝目の亥・戌・酉は、年支巳・月支辰・日支卯と冲している為、余り良い運気の時ではありません。
そして年流と月流が同流となる「大変化の時期」ですので要注意の時期です。
また、この周期の時の星の事象を読むと、
四緑(結婚)と、六白(夫)、二黒(家庭)を持ちたい気持ちになる時期でもありますし、実際に結婚しました。
ここで悪い変化が起きて、次の周期で③殺害されています。

次の周期の流年は、先ほどと同じです。
③殺害された周期
月流は、③兌宮:辰7ー卯2ー寅9ア破の周期です。
ここで星の事象を取ると、
七赤(口)、二黒(墓)、九紫暗剣(悪い薬)で覚醒剤を口から飲まされて死亡となります。

この人は過去に、自称フリーモデルに約6000万円の金品を強奪されてとして話題になっています。
それが2016年2月です。するとこの時は74才10ケ月なので、70才と58ケ月になります。
すると、 
流年は、同じく坤宮で申2ー未6ー午4ですが、
流月は、震宮で、酉3ー申7ー未5
となりますので、流月の星の事象は、
三碧(消えた)、七赤(小銭)、五黄(強奪)と確かにこの人が言う様なことが出ています。
庶民には6000万円は小銭ではありませんが、この人にとってはそうなのでしょう。

この人は、暗剣関係の星として、9-4、6-1、7-9、1-3がありますが、9-4四緑をダメにする星が強い様です。
ですから、結婚は1回で納まりませんし、まともな相手と出会えなかった様です。
妻運は決して悪くないのですが・・・。
ただ、この人は坎宮傾斜で年一白ー月五黄ー日三碧ですから、坎宮傾斜だから色情傾向は強いというのではなく、ここでも三碧と一白の暗剣関係で、家庭運なしで、一白をダメにするのですから、ここで色情傾向が強いと読むべきで、やはり寂しい人生であり、サオ師としての人生が出ています。
また、もう一つの傾斜宮は兌宮傾斜で年七赤ー月二黒ー日九紫暗剣破となり、ここでも色情の気が出ています。
七赤アや破にも色情の意味はありますので。

また、この人の月盤を読むと、六白(大金)は坤宮で妻の宮ですから、それが日盤四緑に掛かるので、結婚して妻に大金を持って行かれて、年盤二黒(墓)に入ってしまったとなっているところが寂しいです。
また、坤宮は仕事ですから、この人は仕事で大金を掴む運命も持っていたと思います。

そして、この須藤早貴容疑者の星である四緑は、野崎氏の年盤で三合に乗っっています。
しかし、野崎氏の星五黄は須藤容疑者の年盤で三合には乗っていません。
そして二人とも遠目ですから、これは野崎氏が須藤容疑者の面倒を見る形となっています。
この点から見ても須藤容疑者が野崎氏の面倒を見るとは思えません。

次に須藤早貴容疑者は、高校時代に夜のアルバイトをしていた様で、卒業後、専門学校に進むもホストにはまり、借金を作り、愛人業に走り、金持ちを見つけて借金を返して、シャネルなどのブランド品を全身身にまとっていたり、父親の職業を医療関係のサラリーマンにも関わらす、周囲には開業医と言ったりとかなり見栄っ張りな性格だった様です。
そして流年を見てみると、

①出会った時が21才10ケ月で20才22ケ月
②殺害したのが22才3ケ月で20才27ケ月
③逮捕されたのが25才2ケ月です。


そこで流年盤を見ると

①野崎氏と知り合った時は
流年が巽宮で、申3アー戌7ー未8破
流月が離宮で、辰8ハー午3
ー卯4ア

この流年は、
七赤(遊び、色情)であり、三碧(若い男)ですから、ホストに入れ込んで遊んでいたのがわかりますし、三碧暗剣ですから(ウソ)もかなりついて見栄を張っていたのでしょうし八白破(変化して破綻)ですから、状況的には余り良い状況ではなかった様です。
この見栄っ張りな性格は、月命八白と対冲星六白、日命九紫によるものと思われます。
また、七赤(お金)三碧暗剣(声あって形なし)で借金で首が回らなかったのかもしれません。

そして、月流の離宮は
三碧(若さ)で突っ走っていたけど、八白ハで(破綻して止まる)で四緑暗剣(信用なし)ですから、回りとも上手く行かなくなっていた時期だったのかもしれません。それに離宮の華やかな場所で暗剣や破れが付いているので、華やかな世界とは少し距離があったのではないでしょうか?

②殺害した時
流年は同じ、
流月が坤宮で午1ー申5ハー巳6です。

この時の九星の事象は、五黄(爆欲)をもって六白(大金)を狙って一白(交際)を始めたのがわかります。
そして五黄に破れが付いているので(悪い欲)ですから、この時には六白(命)を狙って殺害を企んで結婚し、且つ殺害したのがわかります。

そして、
③逮捕された時
流年は、巽宮で、申3アー戌7ー未8破
流月は、艮宮で、卯7ー巳2アー寅3です。

九星の事象を見ると、

流年の三碧暗剣(過去の悪事が表面化)して露見したし、七赤(泥であり、沼)であり八白破(変化できなかった)ですから顔も変えて、住所も転々と変えていたが、破れなので文字通り泥沼にはまったとも言えます。
そして巽宮(高飛び)をしようとしましたが、三碧暗剣(進めなかった)し、七赤(考えが甘かった)のでしょうが八白(高いことろ)が破れているので、高跳びは破綻したのでしょう。

また、多分流月は、
七赤(風俗)の二黒(仕事)が暗剣で三碧(声あって形なし)なので、余り上手くいってなかったのではないでしょうか?
となります。

因みにこの女性も坎宮傾斜ですので、野崎氏と先ほどの本命を三合で囲んでいるのと考えると縁がないとは言えません。ただ、この人は坎宮傾斜で九紫が掛かっており、常に二人の相手をしていただろうから、野崎氏は不満だったのでしょう。実際に野崎氏と結婚していた間もホストを囲っていた等も言われています。
この女性は月盤八白で対冲星が六白、日命九紫なのでかなりの見栄っ張りであるのがここからわかります。

そして今月2021年4月は、辛丑6年壬辰3月で以下の様な盤であり、

この月は四緑命にとって非常に悪い月で、本命四緑が破れを持って乾宮で七赤暗剣と同会し、震宮で一白暗剣と被同会していますので、この月に逮捕されても不思議はないでしょう。
来月なら、高跳びされていたかもしれません。


〇・・・野崎幸助氏
□・・・須藤早貴容疑者
この二人は、同じ星がないので、縁は薄いですが、二人で四支並びだし、これで丑を取れば六支並びになるので、この女性ももう少し考えれば、殺さなくても大金が入ったのではないか?と面追いますが。

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