開運はここぞという時に

2021年2月26日

人生は山あり谷ありと昔から言いますが、自分の一生における、運勢の良い時期、悪い時期、これは占術を学ぶからには絶対に知って欲しいことです。
今年が良い年か、悪い年か、今は、悪い周期か、良い周期か。
もしこれを知っていたら、悪い時期に何か事を起こす様なことをしてより深みにはまり物質的ダメージを負ってしまったり、反対に精神的ダメージを受けなくても済みます。
悪い時期をじっと通り過ぎるのを待つか、除けることが出来ます。
しかし、人は、「開運」ということに対して物凄く貪欲で、他人からみてどんなに成功していようとも、金銭をもっていようとも、幸せな生活を送っていようとも、開運したいと願います。
特に、悪い時期には余計に開運したいと人は、考えます。
(これが人情でしょう。いわゆる「困った時の神頼み」というやつです。)
しかしこんな時に、いきなり開運しようとしてもそんなに旨く行くものではありません。そんなに甘く有りません。
そしてまた、どんなに開運しようとも人生一生涯幸運ということもないのです。
悪い時期があるから、良い時期があるのですし、良い時期があるからこそ、悪い時期があるのです。
ただこの良い悪いは人によって落差があるのも事実です。
ですからその悪い時期をどう乗り越えるか、どう軽微に抑えるか?
これがこの占術というものに望むべきことなのではないでしょうか?
もし一生幸運が続く人がいたらどうでしょうか?
多分その人は他人に優しくなれないでしょうし、人の苦しみも理解出来ないでしょう。そしてもしかしたら、幸せということ自体が理解出来ないかもしれません。でもそれが本当に幸運でしょうか?
最悪のどん底を這いずり回ったり、挫折を味わったり、別れがあったり、色々幸福とは正反対のことを経験してこその幸福、開運ではないでしょうか?
だから人生は山あり谷ありでいいのです。
開運をやたらめったらしてはならないのです。ここぞという時で良いのです。
そして普段の生活の中でなら、開運しなくても悪い時期や、悪いことを除ける知恵を先人達は残してくれているのです。それが気学・干支九星・九星術です。これらは決して方位だけではありません。
でも本当に開運をしようと思って方位を使う場合、本当の吉方位と言うのは、思ったより少ないものです。
ですから、運勢の悪い人にはいきなり吉方位は取れません。
その時は、運勢を徐々に上げてゆく努力が必要です。

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