2013年の8月は年月五黄なので方位取りはご遠慮下さい
今年2013年の8月は、癸巳五黄年、庚申五黄月となります。
気学では、普通こういう時に四柱法と言って時間まで九星を合わせて、吉方を取りなさいと言います。最大吉方位を取るチャンスですよと言います。
特に2013年8月15日は、五黄並びの日で、気学をしている人は、方位を取りに行った人もいると思いますが、干支九星では取りません。
ただ、時間は、五黄の時間だと丑の刻か、戌の刻なので、難しいと思います。それに今年は、暑過ぎて、注意しないと、熱中症になってしまいそうです。
まず、五黄年というのは、五黄が中宮にいて、その1年を支配します。
ですから、当然五黄の影響が出る年ですよと言う年です。
では、干支の癸巳はどうでしょうか?
これも同じくこの1年間は、癸巳の影響が出ますよという年です。
そしてこの癸巳という干支は、過去9年間常に暗剣殺が付いて一回りして来た干支で、暗剣殺が今年になって、やっととれたかと思うと最後には、五黄と同会しています。
次に月を見ると、月の干支庚申は、過去9ケ月に渡り暗剣殺が付いて同じく一回りして来た干支であり、中宮のニ匝目には、己巳が来ます。
この己巳という干支は、これから9ケ月暗剣殺が付きまとう干支です。
これで分かる様に、年干支の巳は、今まで9年間暗剣殺の気にさらされていた十二支で、これが月の中宮のニ匝目にも来ているので、暗剣殺の気が強まり、その月を支配することになります。
しかも五黄が年月で同会している時ですから、当然五黄の影響も強まる時です。
この様に中宮の星の影響を考えると、この月は五黄・暗剣殺の気が強く支配する時ですので、動かない方が良いのです。
夏休み期間なので、大変ですけど、安易な吉方取りはやめた方がよいです。
ディスカッション
コメント一覧
mayaさん、はじめまして
本命が一白なんですね。だから巽の四緑方位を重ねて取ろうと思ったのですね。
しかし、九星だけで考えても、私は、あまり重ねて取りません。重ねて取ると裏の星が出ると考えるからです。且つ、吉方だけだと、例えば一白の人の場合、六白、七赤、三碧、四緑しか方位が取れなくなってしまいますよね。
だから、相尅だから・・・というのではなく、関係なく目的に合った方位を取ると言う考え方もあります。この場合、九星のみの場合は、相尅方位は刺激方位と考えます。
それと太歳方位は、良い方位とばかりも言えません。それなら、直続方位(2つ目)の方が良いです。もしくは、5つ目、9つ目を取ります。
強すぎるとダメという考え方は、推命なんかですとよくわかると思います。同じ事です。
はじめまして、今年の8月は年月同会な上、東南は大歳!一白水星なので通常の吉方位旅行よりも効果が何倍にも高くなると、思っておりました。また、このような巡りはそうそう訪れないので、積極的に行動しようと思っておりました。ところがそうではないのですね。 チャンスを逃したくないという思いもあったのですが、、、、強すぎると駄目ということもあるのですか。。全く真逆の考え方なので私のように悩んでる方も多いと思いかと思います。
千石さん おひさしぶりです。
年月日時をそろえると、九星の祐気は取りやすくなりますよね。でも郭氏元経でも同じ五行が多くなるのは、凶としています。つまり五行の偏りはその五行が強くなり過ぎて凶と言うことです。だから同じ九星を重ねるのも同じ事ではないか?と思っています。ハイ
年盤から時間盤まで、同盤で合わせるのを四柱法と言うのは初めて知りました。年月同盤は、祐気取りには良いといいますが、一方では、同盤は運気が悪いともされていますよね。自分では、気の偏りは陰陽のバランスを考えると、単純に祐気が取りやすいと喜ぶことは出来ないので、招吉の立場より避凶を優先して考え、同盤の時期は移動や能動的行動は、極力避けております。