三白寶海を読んで(途中)

最近、陰陽五要奇書の「郭氏元経」の中之巻と下之巻を改訂して原稿を作り終わりましたので、同じ陰陽五要奇書の中の第五集の「三白寶鏡」を読んでいるんですが、この本はやっぱり風水の本です。決して気学の原典ではありません。そして、その文中に「玉鏡云」というこが出て来るところから、やはり明代の本ではないか?と考えるところです。
この「三白寶鏡」と言う本は、元の幕講禅師が書いたとなっていますが、この「玉鏡」と言う本は、「金函玉鏡」ではなく、恐らく『地理玉鏡』と言う明代の風水師・王道亨(おうどうこう)が編纂した本か、『地理玉鏡鉤玄(ちりぎょくきょうこうげん)』(晋代の伝説的な風水師・郭璞の作と託されており、元代の無著が編纂し、明代の呉承明が刪定した全2巻の版)ではないかと思われます。
いずれにしても「郭氏元経」同様明の時代に書かれた本のようです。

そして、内容的には、「郭氏元経」の後半で出て来る風水が理気風水が主なのに対して「三白玉鏡」はどちらかと言うと、巒頭風水が主であると思います。
また、九星も今の気学とは違い、一白、六白、八白、九紫が吉星で、後の星は凶星という考え方ですので、今の気学とは全く違います。九星に関しては「郭氏元経」も同じ考えのところもあり、今の気学のような吉凶がいつ、どの本から取り入れられたのか不明です。
その他、暦に関してなども内容は、凄く専門的で面白い本ですが、何と言っても難しいのが難点です。

因みに「郭氏元経」は再度、翻訳と解説をし直しました一部が以下の投稿です。
これは、以前アンポンタンにブログで書いて欲しいと言われましたが、その動機があまりに不順で、他人を攻撃するために自分で書かないで他人に書かせると言ったものでしたので、すぐ非公開にしたものを中身を変えて再投稿したものですので、純粋に本の内容とその説明となっています。

「郭氏元経」も解説の内容を充実し、現代文も読みやすくしたと思います。
また、読み下し文もカタカナからひらがなに変えました。
今回の熊本自身も「郭氏元経」を読んでいれば、何が出たのかが、より鮮明にわかります。
これは、授業が終わった後にアップしたいと思います。

公式LINE 友達ボタン

友だち追加

干支九星

Posted by 朱烈