昔の九星(三白寶海の九星)

2021年2月26日

old-9star九星を古に遡ると、今と違う使い方をしている例があります。
まず、九星自体に吉凶を持たせ、季節の旺相囚死休によって更に吉なのか?凶なのか?と言う使い方です。
一白:吉
二黒:凶
三碧:凶
四緑:凶
五黄:吉/凶
六白:吉
七赤:凶
八白:吉
九紫:小吉
そして五黄は、陽遁、陰遁とどの宮にいるか?によって吉凶がありました。
つまり、五黄でも使える時があったのです。
また、旺相囚死休については、
吉星が旺相なら、大吉
吉星が囚死なら、吉でもなく、凶でもない。
凶星が旺相なら、大凶
凶星が囚死なら、災いは、消滅する。
休は、半吉、半凶で、前半は災い、後半に吉祥が有る。
と言った具合です。
今の気学とは、全く違う使い方で、非常に単純な使い方です。
どちらかと言うと、透派の奇門遁甲の九宮に似ています。
もちろんこれに干支が付きますので、複雑になって行きますが・・・
でも見るべきものはあります。

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