生死の占い(タブー)

2020年8月5日

占いのタブーの中で、「人の生き死にを占ってはならない」、と言うのがありますが、これは、言われた本人に自己暗示をかけてしまうので、本当にそうなってしまうことがあり、人を殺してしまうから、ダメですよ、と言うことですが、それともう一つ、「人の生き死にを変えて人を助けてはならない」、と言うのがあります。
一見、依頼人が事故等を避けられて助かるんだったら、それは良いことではないか?占い師冥利に尽きるのでは?と思いますが、もし、これをやってしまうと、必ず別の人が変わりに死んでしまうというのです。
そして、変わりに死ぬ人がいなければ、助けた占者自身にその災いが降りかかって来て、身代わりとなって死んでしまうと言うのです。

ですから、これは、干支九星・気学・易以外のどんな占術でもやってはならないこととされています。
それが、占者自身のためだそうです。
(結局、この様な災いを避けるのが、いわゆる「切り」なんでしょうが、生死に関わる様な大きな災いに対する「切り」は、そう簡単には出来ないということです。また、すぐに死ななくても、その様な災いが体に蓄積していけば、いずれ早死にすることになります。それこそ「占い師の末路はあわれだよ!」という言葉通りとなってしまいます。)

話しを戻して、当てすぎて、人を助けて最後はひどいものだったと言われているのが、断易の九鬼盛隆と桜田虎門だそうです。(九鬼盛隆は、途中で断易を捨てて、宗教に走りました。しかし実際にどんな最後だったのか?今一つはっきりしませんが、そう言われています。)つまり、断易は、それなりの人がやれば、それだけ当たるのでしょうが、この様な事が起こる危ない占術と思われていた様です。
ただ、「断易精義」という本の中で浜崎洋至先生は面白い事を言っていて、「断易は当たる時には、ズバッと当たるが、当たらない時は、かすりもしない」と言っています。
それと昔聞いたの、「断易はやるものではない、あれは、鬼神を扱うものだから、最後はあわれだよ。あれで儲かったやつはいない」と言うのを思い出します。
果たして真相は如何に。