佐元直指で日の吉凶を考える(陰陽五要奇書)

2021年2月26日

陰陽五要奇書に収録されている「佐元直指」の中の「巻六 論克擇取日宜宝義為主」で、日の干支の吉凶が書いてあります。
この中では
天干が地支を生じるのが、宝日
地支が天干を生じるのが、義日
天干と地支が比和なのが、和日
天干が地支を剋すのが、制日
地支が天干を剋すのが、伐日
となります。
内、宝日、義日は、造作、葬埋、婚娶に吉
和日は、六畜の囲いを作るのに吉
制日は、求財、官訟出行に吉
伐日は、凡そ事に宜しくないとなってます。
宝日は、甲午、乙巳、丙辰、丙戌、丁丑、丁未、戊申、己酉、庚子、辛亥、壬寅、癸卯
義日は、甲子、乙亥、丙寅、丁卯、戊午、己巳、庚辰、庚戌、辛丑、辛未、壬申、癸酉
和日は、甲寅、乙卯、丙午、丁巳、戊辰、戊戌、己丑、己未、庚申、辛酉、壬子、癸亥
制日は、甲辰、甲戌、乙丑、乙未、丙申、丁酉、戊子、己亥、庚寅、辛卯、壬午、癸巳
伐日は、甲申、乙酉、丙子、丁亥、戊寅、己卯、庚午、辛巳、壬辰、壬戌、癸丑、癸未
です。

そして上吉日は、
甲子、丙寅、丁卯、庚戌、庚辰、癸酉、乙亥、甲午、辛亥、丙辰、壬寅、癸卯、戊申、丁未。

次吉日は、
壬午、丙申、乙未、壬申、戊申、辛未、癸巳、庚寅、甲辰、甲戌。

下吉日は、
庚申、壬子、丙午、丁巳、辛酉、癸亥、乙卯、甲寅、己丑、己未。

では、これとは別に、気学的に択日するには、どうするかですが、この場合は、月盤で、「天道が回った宮の十干の付いた日」を吉日とします。
例えば、7月は、乙未九紫火星の月ですから、天道は、震宮に付きますので、震宮の十干は、甲、乙ですから、この甲、乙が付いた日を吉日とします。

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