定位対冲について

2020年8月9日

定位対冲を余り見ない人、見る人夫々だと思います。
では。この定位対冲とはどんなものでしょうか?
余り知らないで悪い悪いと言ってもしょうがないんで。
まず、定位対冲(じょういたいちゅう)とは、九星が本来あるべき定位の向かい(対冲)の宮に入る状態を指し、暗剣殺や本命的殺同様に凶とされています。
凶意は暗剣殺より少し凶意が軽いぐらいと言われています。
では何故凶なのでしょうか?
定位対冲は、いくつかあります。
1(離)―2(対冲)星から宮 水尅火
4(乾)―2(対冲)宮から星 金尅木
7(震)―2(対冲)星から宮 金尅木
2(艮)―5(対冲)暗剣殺  比和
8(坤)-5(対冲)暗剣殺  比和
3(兌)―8(対冲)宮から星 金尅木
6(巽)―8(対冲)星から宮 金尅木
9(坎)-8(対冲)宮から星 水尅火
この内、宮から星が尅されているものを受尅殺と言い、より凶がきついとしています。(ただ現在の気学ではこの受尅殺は吉方なら苦労の多い方位、多少障害があり物事がスムーズに進まない方位程度としています。)
また定位対冲は対冲の星の定位に土星が入るのでその土星の影響を受けるので凶としています。
暗剣殺が五黄の気を対冲で浴びるのと同じと考えています。
八白は「艮止」、二黒は「無」という意味があり、五黄も含め土星は「変化」の意味がますので、対冲することで、これらの凶意が出る上、宮との尅の関係が出るところから凶方位としています。
定位対冲の凶意の順番としては、
2ア(艮)―5暗剣殺  比和
8ア(坤)-5暗剣殺  比和
次に凶が強いのは、
4(乾)―2(対冲)宮から星 金尅木
3(兌)―8(対冲)宮から星 金尅木
9(坎)-8(対冲)宮から星 水尅火
一番凶が軽いのは
1(離)―2(対冲)星から宮 水尅火
7(震)―2(対冲)星から宮 金尅木
6(巽)―8(対冲)星から宮 金尅木
とされています。
土尅水と火尅金がありません。
同じ相尅でも宮から星が尅される方が星が宮を尅す星にとって凶意が強い訳です。
また一方では、奇門遁甲では干や八門、八神等で見る「反吟」の考えを持ち込んだとも言われています。
まーどちらにしても、取らなくて良いなら、取ることはない方位だと思います。
無理に取ることはないでしょう。
因みに、定位対冲は、その昔は、「穿心殺」と言い、これを中村文聡氏が「定位対冲」と名前を変更したものです。「穿心殺」だと「心に穴を開けて殺す」じゃないでしょうかね。
こういうのを
「私の流派では見ません。」
と言い、吉方として進められてもね???という気がします。
だから普通は、定位対冲と言うと、方位を見る場合に気にしますが、方位だけでなく、命を見る場合にも使います。
では、どう見るか?と言うと、定位対冲の星と定位対冲に被同会された星の運勢に定位対冲の影響が出るということです。

具体的に言うと、今年三碧中宮の年では、乾宮の四緑方位が定位対冲になります。
ですから運勢を見る場合、この四緑木星の人と、この四緑木星に被同会されている六白金星も定位対冲の影響が出ると見ます。
命という点では、確かに四柱推命には及びませんが気学の運勢も捨てたものではありません。
気学イコール方位と決めけるのは、もったいないです。