九星は遁甲の九宮がルーツではない

2021年2月26日

九星は奇門遁甲の内の九宮を取ったと良く聞きますが、本当にそうでしょうか?
でも明治の遁甲本をいくつか見ても九宮(気学の九星)が廻る様な盤のものは出てこないし、陰陽五要奇書でも見られません。
しいて言えば透派の遁甲(日本で標準となっているもの)は九宮が廻っていて、これを以って気学は遁甲から取ったというのはちょっとうなずけません。
何故なら、透派の遁甲が日本に入ってきたのは、昭和40年代に台湾から入って来ており、これをもって気学の成立とするには無理があるからです。
(仮に透派の遁甲の元の流派が明治期に入って来ていれば別ですが、そう言う書物が残っているのでしょうか・・・)
確かにどうも園田真次郎先生は遁甲の勉強もされていた様ですが、当然、明治期の遁甲であってそれを探らないと気学のルーツとして遁甲をうんぬん出来ないと思います。
ただ、陰陽五要奇書には既に九星が出ていることから考えても遁甲とは別のルーツと考えるのが妥当ではないかと思います。